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オレの彼氏は“偽装恋愛主義者”。

第1章 すれ違いと色違い。

世話の焼けるカップルをほうっておける訳もありません…。

「どうした?」
隣を歩く火神君は心配そうにボクの顔を覗く。
心配してくれるとかマジ天使…!
「いえ、ちょっと…」とボクは、携帯の画面を火神君に見せた。
火神君は少し目を見開く。
人が少なくなってきた住宅街は、各家々からの生活音が少しだけ響いています。

「…やっぱ今日はマジバ行こーぜ」
「え?」
携帯から進行方向の逆に目を移し、歩き出そうとする火神君にボクは思わず尋ねました。

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