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オレの彼氏は“偽装恋愛主義者”。

第1章 すれ違いと色違い。

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「黒子…、と火神?」
「んだよ。オレがいちゃわりぃかよ」

マジバに着くと、窓際の席に緑の頭が見えた。
長身で鮮やかな髪をしている彼は、
嫌でも目立つ。
そして、出会い頭に始まろうとする口論。

よくボクを見つけられましたね…。
火神君がいることに驚く緑間君に、ボクも驚きました。

「緑間君、ちゃんとメールに書いたじゃないですか。ボク“たち”がと」

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