テキストサイズ

オレの彼氏は“偽装恋愛主義者”。

第1章 すれ違いと色違い。

「この間、自分の携帯があるにも関わらず、電話をかけるからオレの携帯を貸してくれと言われたのだよ。
その時は充電がないのかと思い何も疑わずに貸したが、その後に自分と携帯の画面と高尾が睨めっこをしているのを見たのだよ。
そのときかもしれん」

緑間君はもう一度考え込んでいるのか、手を顎に添えて右下を向いている。

「それはいつですか?」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ