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オレの彼氏は“偽装恋愛主義者”。

第1章 すれ違いと色違い。

「な、なんでですか!緑間君たちがあんな風になってるのに…!」

「だからこそだろーが」

「え?」

「だから、オレは黒子を大事に
抱きたいって思ったんだよ。

泣く緑間のこと見てオレは黒子のこと
絶対泣かせねーって思った。


繋がって、好きって気持ち

確かめたいんだ」

な、なんですか、その超胸キュンな理由…!
繋がらなくても、ボクは24時間年中無休で火神君に好き好きコール出してますけどね!
ムードもへっなくれもないですが、ボクは脳内でそう叫んだ。

ギュッとボクを押し倒している腕を握る。
ボクのてのひらなんかでは握りきれないその逞しい腕は、とても熱かった。

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