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オレの彼氏は“偽装恋愛主義者”。

第1章 すれ違いと色違い。

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昼休み、真ちゃんといつも通り昼食を摂る。

なのに、いつも通りのはずなのに、真ちゃんはいつも通りじゃなかった。
「ねぇ、真ちゃん」

「なんだ」
「機嫌わりーの?」

「別に」

絶対ご機嫌斜めだわ…。

かなり斜めってるわ…。

いつもより返事が素っ気ない。

昨日までは普通だったんだけど。
昨日?昨日といえば黒子に…。

いやいやいやいや、別に怪しいこと言ってねーし。

多分…?

ちゃんとおは朝のラッキーアイテム(ネズミ柄のハンカチ)も持ってるし、冷た~いおしるこだって飲んでた。

一体、何があったのか…。

「高尾」

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