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オレの彼氏は“偽装恋愛主義者”。

第1章 すれ違いと色違い。

黒いTシャツにジャージというラフな格好で、制服よりもこっちのが火神らしい感じ。

というか、無理やり引きずってきて着替えあんのかはないと思うんだけど…。

けど、オレは賢かった。
いつも、汗だくになった時用に最低限の衣類は持ち歩いている。

ということで「着替えなら持ってるぜ」とだけ火神に返事した。

「そうか、それじゃ2人とも風呂好きなときに入れよ」

風呂準備できてっから、火神はそう言うとどこか別の部屋に引っ込んで行った。

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