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オレの彼氏は“偽装恋愛主義者”。

第2章 本当の偽装恋愛依存症。

それからボクと火神君も高尾君の隣で眠ってしまい、朝を迎えた。

高尾君は今日は学校を休むことにしたらしいから、火神君のお家で留守番をさせることにした。
ボクたちは通常通り学校へ。

高尾君は留守番をしてくれと言われたとき、謙遜せずに「分かった」と言った。

一昨日まであった薄い壁のようなものは、完全に取り払われていて、なんだか嬉しい。
高尾君は何かを盗るような人ではないから、火神君もお願いしたんだろう。

これからのことを話すためにも、帰ってきたらすぐにできるから都合がいい。
っていうのが本当なんだろうけど。

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