テキストサイズ

オレの彼氏は“偽装恋愛主義者”。

第2章 本当の偽装恋愛依存症。

「ということは…」

火神君が考え込むように唸る。
何か思いつきそうな様子です。

つまり、青峰君は数時間のうちにどこかに行き、行方不明…。

冷静になった頭で、まとめる。

「それから今日まで、色んなところを探したんですが見つからなくて…すみませんっ」

申し訳なさに顔を歪める桜井君は、何も悪くない。

「オレ、なんか青峰からメール来たんだけど」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ