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オレの彼氏は“偽装恋愛主義者”。

第2章 本当の偽装恋愛依存症。

「まぁ取り乱すのも、仕方ないっちゃ仕方ないわぁ」と今吉さんは笑いながら頷いてくれた。

「あ、あの、説明してもいいですか?」

桜井君の言葉に、一同は頷く。

桜井君は、ドリンクバーで取ってきたりんごジュースを一口飲むと顔を上げた。

「青峰さん、5日前の朝、普通に寮で朝食をとっていました。でも、それから二度寝してくると言って寮に籠もり、お昼に様子を見に行くといなかったんです」

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