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俺のウサギちゃん

第13章 初恋

みみちゃんが、あんまり悲しそうに泣くもんだから俺は慌てて



「靴!買いに行くぞ!」



って、みみちゃんを外に連れ出したんだ。



近所のスーパーで、みみちゃんの足にピッタリのサンダルを買ってやった。



サンダルは、ラメのはいった水色で少しヒールがある所が、みみちゃんには気に入ったらしい。



新しいサンダルを履いたみみちゃんが



「広兄…ありがとう広兄だ〜い好き♡
大きくなったら
みみこ、広兄のお嫁さんになる〜!」



何て言われた時は



萌え〜!
妹って……
イイ〜♡



と喜びを噛み締めたよ。



「おい…変態兄貴!妹なら居ただろ。」



ってななみが親指を自分に指してそう言った。



「ああ、居たね…野球にサッカー、空手が大好きな男前でまるっきり萌えん妹がな…。」



ななみに蹴飛ばされてる、広兄の話を聞いて…あたしは、思いだしていた。



……そう

よく覚えてる。

この時、あたしは恋に落ちたんだ!

広兄に…。


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