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俺のウサギちゃん

第14章 後悔

「こらこら〜ダメだよ、大きい声だしちゃ…。」



ニコちゃんは、自分の首元に指を掛けネクタイを外すとあたしの手を後ろ手に縛りあげた。



「さぁ、おいで〜。」




ニコちゃんは、ねっとりとそう言うと、あたしをヒョイと抱えあげ、側に建っていた御堂のドアを開けて入った。











あたしは、怖くて怖くてポロポロと涙をこぼしていた。

何でこんなコトに⁉︎

これから何をされるの?


誰か…助けて…


お父さん!

お母さん!

俊くん!



誰か助けてっーー‼︎




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