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俺のウサギちゃん

第14章 後悔

あたしは、急に不機嫌になった俊くんに怯えながらもニコちゃんとの成り行きを話した。



俊くんは、眉根をよせ明らかに不機嫌になってゆく。



「知らない人について行っちゃダメな事くらい小学生でも知ってる…。
こんな時間だよ?
馬鹿か⁈
無防備にもほどがある‼︎ 」




「⁈…」




……あれ⁈
めちゃくちゃ怒られてる⁇



世間の恋人達なら…ここは…
みみこが無事でよかった。
ぎゅう〜
からの、ちゅ〜♡
イチャ♡イチャ
めでたしめでたし。

ぢゃないの…⁇
なんで?


さっきまでのあたしの甘甘な雰囲気の王子様は何処にいったのやら。


あたしは、さっきまで流していた涙を、脂汗に変えて 昭和のオヤジばりに激おこ俊くんをオズオズと見上げた。




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