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「ななみ違う！…俊くんじゃないから…詳しくは中で話す…。」


「えっ…違うのか？赤石…す すまん…。何があった？無事だとしか聞いてないから…。」



お店に入ると、皆があたしの恰好をみるなりギョッとして口を噤む中、


「みみちゃん…激し過ぎだな…。」


なんて広兄は、トンチンカンな事を言ってた…。







「みみちゃ〜ん！無事でよかったわ。今日は、遅いからみんな泊まって行きなさい。お家にも、連絡したからね。」



雪乃さんが、あたしの背中をポンポンして優しく微笑んでくれた。



「なら、みみこ…もう休ませて貰えよ。話は俺がしとくから…。あと、風邪薬でも飲んで何も考えず寝ろ！」



正直クタクタで、休みたかったあたしは、俊くんの言う通りそうさせてもらう事にした。




「じゃみみちゃん、おいで…寒かったでしょ？お風呂案内するね。風邪薬と着替えも準備するから…。」