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俺のウサギちゃん

第3章 追いかけられて

「まずは、ゴメン… 謝らせてもらえるかな?」


俊くんは、キレイな一礼をして頭を下げていた。


剣道してるだけあって、一礼までキレイだ…

何て思いながら、慌てて




「ううん…謝らないでいいよ…
あたしこそ、逃げ出してゴメンなさい。」



「名前…みみこって言うの…?」



「はい…だから、みみちゃんって呼ばれたから、返事してしまいました…ゴメンなさい…。」



「そっかー、俺の みみちゃんのワケないよな…。」



ポツリと俊くんがつぶやいた……。



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