俺のウサギちゃん
第16章 天使と悪魔
「こんにちは〜。」
あたしは、女の子に話しかけてみた。
近くでみると、女の子は少し垂れ目のふんわりと優しい雰囲気で誰かに似てるなと思った。
「こんにちは。」
少女特有の、透き通った声で挨拶を返してくれた。
「あのね…ちょっと見かけたんだけど可愛いウサギちゃんだね。
お姉ちゃんの夢で見たウサギちゃんに似てたんだ〜。よかったら見せてもらえない?」
女の子は、ちょっと困った顔をして、首を横に振った。
「ごめんね〜。
この子は、見せちゃダメなの。」
「そっか〜…。残念。
いいの、ごめんね。困らせて…。
でも、何で見せちゃダメなの?」
「約束したから。」
「約束?誰と?」
「この子をくれたお姉さん。
…夢で見たの?
このウサギちゃん?」
「そう…。
不思議でしょ?
そっくりなウサギちゃんだったからびっくりしちゃって…。
そんな筈ないのにね。」
あたしは、女の子に話しかけてみた。
近くでみると、女の子は少し垂れ目のふんわりと優しい雰囲気で誰かに似てるなと思った。
「こんにちは。」
少女特有の、透き通った声で挨拶を返してくれた。
「あのね…ちょっと見かけたんだけど可愛いウサギちゃんだね。
お姉ちゃんの夢で見たウサギちゃんに似てたんだ〜。よかったら見せてもらえない?」
女の子は、ちょっと困った顔をして、首を横に振った。
「ごめんね〜。
この子は、見せちゃダメなの。」
「そっか〜…。残念。
いいの、ごめんね。困らせて…。
でも、何で見せちゃダメなの?」
「約束したから。」
「約束?誰と?」
「この子をくれたお姉さん。
…夢で見たの?
このウサギちゃん?」
「そう…。
不思議でしょ?
そっくりなウサギちゃんだったからびっくりしちゃって…。
そんな筈ないのにね。」