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俺のウサギちゃん

第16章 天使と悪魔

ゲストルームについたあたしは、ベッドの上に畳まれた新しいブラウスと制服を見つけた。


俊くんの、制服も横にあった。


あたしはベッドに座り、俊君の制服を見つめてため息をついた。


俊くんが、キラキラすぎて自分が気恥ずかしくなってしまった。



あたしは、膝を抱えて何だか落ち込んでしまう。









………ガチャッ



ドアの音がした。


顔をあげると


俊くんが来てた。







「何してんの?」


俊くんは、あたしの前に膝をついて顔を覗き込んだ。


「…落ち込んでるの…。」


「何かあった?落ち込むようなこと。」


「……俊くんが、キラキラすぎて…。」


「はぁ?何のことだ?キラキラって?分かるように言ってくれ。」


「だって…あんなに女の子に囲まれてて…。俊くん、すごくモテるの見たら…あたしなんかの何処がいいのかなって、考えちゃって…。」


「何だ、そんな事か…。
めんどくさい奴。」



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