俺のウサギちゃん
第21章 お迎えにて
撮影は、無事終了し時間があったから皆でお茶をしてた。
凛ちゃんは、ウサギちゃんの入ったリュックを抱きかかえ、何だか元気がないようだった。
あたしは、凛ちゃんにコソッと話しかけた。
「凛ちゃん…どうかしたの?元気ないみたい。元気の御守り持ってるんじゃないの?」
あたしが、ニヤッと笑うと凛ちゃんは、悲しそうに俯いてしまった。
「お姉ちゃん…凛ね、ウサギちゃんお家に返してあげるの…。」
凛ちゃんは、消え入りそうな声でそう言った。
「お家にって…持ち主にってこと?誰なの?」
あたしは、ウサギちゃんの持ち主が夢にまでみた人物だろうと思い、緊張していた。
凛ちゃんは、ウサギちゃんの入ったリュックを抱きかかえ、何だか元気がないようだった。
あたしは、凛ちゃんにコソッと話しかけた。
「凛ちゃん…どうかしたの?元気ないみたい。元気の御守り持ってるんじゃないの?」
あたしが、ニヤッと笑うと凛ちゃんは、悲しそうに俯いてしまった。
「お姉ちゃん…凛ね、ウサギちゃんお家に返してあげるの…。」
凛ちゃんは、消え入りそうな声でそう言った。
「お家にって…持ち主にってこと?誰なの?」
あたしは、ウサギちゃんの持ち主が夢にまでみた人物だろうと思い、緊張していた。