俺のウサギちゃん
第21章 お迎えにて
…例の初恋の…
みみちゃんのこと?
あたしは、みみちゃんの事を何も知らない。
俊くんの、初恋の人…。
どんな人だったのかなぁ…。
願いが叶ったって?
何を見つけてたって?
聞きたい事だらけだよ…。
座席に座っていたあたしは、目の前で立っていた俊くんを見上げた。
背の高い俊くんと勇介くんは、つり革ではなく、つり皮をぶら下げてる上のパイプに掴まっていた。
俊くんは、あたしと目が合った。
「みみこ…聞きたい事があるならハッキリ言えば?」
あたしは、思わず
「ねぇ…何食べたらそんなに大きくなれるの?」
と尋ねてしまった。
俊くんと勇介くんは、顔を見合わせ吹き出していた。
「あ〜、勇介は女に負けられないっ!てバカ食いしてたからな。」
「そう言う俊は、俺は女じゃ無いっ!てバカ食いしてただろうが!」
何だか、二人で盛り上がってバカ笑いしてた。
ななみは、一喝する。
「おい。うるさいぞ…迷惑だ。」
「「…すみません。」」
静かに怒られて、二人揃って謝ってた。
みみちゃんのこと?
あたしは、みみちゃんの事を何も知らない。
俊くんの、初恋の人…。
どんな人だったのかなぁ…。
願いが叶ったって?
何を見つけてたって?
聞きたい事だらけだよ…。
座席に座っていたあたしは、目の前で立っていた俊くんを見上げた。
背の高い俊くんと勇介くんは、つり革ではなく、つり皮をぶら下げてる上のパイプに掴まっていた。
俊くんは、あたしと目が合った。
「みみこ…聞きたい事があるならハッキリ言えば?」
あたしは、思わず
「ねぇ…何食べたらそんなに大きくなれるの?」
と尋ねてしまった。
俊くんと勇介くんは、顔を見合わせ吹き出していた。
「あ〜、勇介は女に負けられないっ!てバカ食いしてたからな。」
「そう言う俊は、俺は女じゃ無いっ!てバカ食いしてただろうが!」
何だか、二人で盛り上がってバカ笑いしてた。
ななみは、一喝する。
「おい。うるさいぞ…迷惑だ。」
「「…すみません。」」
静かに怒られて、二人揃って謝ってた。