俺のウサギちゃん
第21章 お迎えにて
「俊お兄ちゃん…ウサギちゃん本当にありがとう。あたし、大事にするからね。」
凛ちゃんが、目をキラキラさせて俊くんにお礼を言った。
「ああ、ありがとう。あと最後に、御守り見せてくれる?」
凛ちゃんが、ウサギちゃんの背中から、御守りを出して俊くんに手渡した。
俊くんは、御守りを優しく握りおでこにコツンとやると祈るように目を伏せた。
…アリガトウ。
声は聞こえないが、微かに唇がそう動いて見えた。
「はい、凛ちゃん。俺からも念を込めといた。」
俊くんは、そう言うと晴れ晴れとした笑顔で凛ちゃんに御守りを手渡した。
「あの…凛ちゃん、あたしにも御守り見せて貰えない?」
あたしも、恐る恐る聞いてみた。
「いいよ。はい、お姉ちゃん。」
御守りの生地は、古く色あせていたが、紺地に蝶々と花柄の御守りだ。あたしが、確かに覚えていた通りの…。
「凛ちゃん、ありがとうね。」
「お姉ちゃんも、さっきはありがとう。凛、ウサギちゃんと頑張るから大丈夫だよ。」
「うん、お友達たくさんできるといいね。」
凛ちゃんは、ふにゃっと可愛いあの笑顔を見せた。
凛ちゃんが、目をキラキラさせて俊くんにお礼を言った。
「ああ、ありがとう。あと最後に、御守り見せてくれる?」
凛ちゃんが、ウサギちゃんの背中から、御守りを出して俊くんに手渡した。
俊くんは、御守りを優しく握りおでこにコツンとやると祈るように目を伏せた。
…アリガトウ。
声は聞こえないが、微かに唇がそう動いて見えた。
「はい、凛ちゃん。俺からも念を込めといた。」
俊くんは、そう言うと晴れ晴れとした笑顔で凛ちゃんに御守りを手渡した。
「あの…凛ちゃん、あたしにも御守り見せて貰えない?」
あたしも、恐る恐る聞いてみた。
「いいよ。はい、お姉ちゃん。」
御守りの生地は、古く色あせていたが、紺地に蝶々と花柄の御守りだ。あたしが、確かに覚えていた通りの…。
「凛ちゃん、ありがとうね。」
「お姉ちゃんも、さっきはありがとう。凛、ウサギちゃんと頑張るから大丈夫だよ。」
「うん、お友達たくさんできるといいね。」
凛ちゃんは、ふにゃっと可愛いあの笑顔を見せた。