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俺のウサギちゃん

第24章 試合と約束

「溜まってると、いっぱいしちゃうの?」


なら、本当に彼女は居ないのかな?

なんて考えてたり。

次に会うのが、怖くなってきたり…。



「久しぶりだと、割と何度も…。って何言わすんだ!」



ななみとこういう会話するのも、照れるんだけど他に聞く人居ないから聞いてしまった。



「あのさ、夏休みに俊くんと旅行に行きたいんだ。またアリバイ頼んでもいいかなぁ?」



「いいよ。旅行って何処いくんだ?」


「あのね……。」


あたしは、俊くんと昔出会ってた話をななみに教えた。


それから、その時の記憶が無いことも。


「そんなことが…。不思議な出会いだな、まさに運命の出会いってヤツじゃないか。そりゃ、お互い盛り上がる訳だ。」



「うん…覚えてないのが悔しいくらい。」



「そんな出会いなら、忘れようが無い気がするな。きっと思い出せるんじゃないか?」



「そうだとイイんだけど…。」











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