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俺のウサギちゃん

第26章 二人の夜

ピンポーン!


玄関のインターホンが鳴った。

俊くんが、来たみたい。


「はい!」

「俺、…。」

「いらっしゃい!」


俊くんと、お家に二人きり…。

緊張スル…。


「お邪魔します。」

「……。」


緊張のあまり、無言になってしまった。


「固い…。何?緊張してんの?」


俊くんは、普通だね。いつもと、変わんない。


「う、うん。」

「変な奴。何?イヤらしいコト考えてるの?
みみこのエッチ!」


くっそー!

あんたのフェロモンのせいだ‼︎

色気のある目で見ないで下さい。

こっちは、経験不足なんだから男の子と、二人きりなんて緊張スルに来まってるわい!


「ムキー、違います!
疲れたから、もう寝る!」

「もう寝るの?
あっお風呂借りていい?」


お風呂…///。


「お、お風呂ね。
こっちだよ、バスタオルはコレね。」

「みみこ、一緒に入ろ?」

「あ、あたしは、もう入ったからいいの。」


急いで、逃げ出した。

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