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俺のウサギちゃん

第7章 スランプ?

「試合にも出られないとか言い出して、俺に大将やれって言ってたしなー。

昨日の用事は、それのことだったのかもな〜。」


勇介くんは、困った顔でそう言った。


「俊が試合に出ないとなると、負けちまうよ…。
あいつが大将だから連勝でこれたんだぜ…。」


「勇介ー!ナニ情けないこと言ってるの、親友がスランプなんだったら あんたが頑張りなさいよ。」


「ななみー、応援来てくれよ〜
いやマネージャーとしてでもイイから。」


「マネージャーって、このあたしをこき使うつもりかー‼︎」


「…バレてる⁈」


「勇介〜‼︎」


ななみは、勇介くんの頭を小脇に抱えて いわゆるヘッドロックをかけた。


「ぎゃあぁ〜‼︎
ギブギブ〜…でも胸があたってて…気持ちいいかも…スリスリっと」


勇介くんは、ななみの胸に頭を擦り付けてきた。



「…変態」



ななみは、すぐさま勇介くんを離した。

ホントに仲がいいんだから。




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