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俺のウサギちゃん

第27章 お客様感謝祭 Ver.2

「美姫さんに…

俊くんの…初めての女だって言われたの。」



俊くんは、ギュッてあたしをさらに抱き締めた。


「やだったよ…。本当なの?」

「…ゴメン…。」


やっぱり…本当なんだ。
うぅ…胸が痛む。
モヤモヤする。
レオさんが言ってた…
あたし…美姫さんにヤキモチ妬いてるんだ…。


あたし…きっと今
酷い顔してる…。


俊くんに、見られたくない。


あたしは、俊くんの腕を振り払うように立ち上がると


「もう行かなきゃ…。」

「みみこ…待って!」


あたしは、俊くんから逃げるように立ち上がる。

今のあたしは、見られたくない。

俊くんは、悪くないのに酷い事を言ってしまいそうだもん。








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