テキストサイズ

俺のウサギちゃん

第27章 お客様感謝祭 Ver.2

「メガネ攻めもイイなぁ〜。広樹さんとか似合うよ。」

「綺麗なレオさまは、ストレートに告白されたいな〜。」

「岳人くんは、ワンコ攻め?」

「ハハッ、言えてる。」


やっぱ、分かんない。
今日は、何のイベントなんだろ?





「おい! 」


誰かに呼ばれた気がする。

あたしは、キョロキョロと辺りを見回した。


「おい!チビ太ッ ‼︎ 」


この声は、レオさん ⁈

あたしは、声がした方を見てみると
やっぱレオさんが、あたしをコソコソと手招きしてる。


「レオさん、呼んだ? 」

何だか慌てた様子のレオさんに声を掛けた。

「チビ太…無理を承知で頼みがあるんだ。」

いつも自信たっぷりのスミレ色の瞳が、不安そうに揺れて見えた。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ