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俺のウサギちゃん

第29章 祭りの後のナイショ話

「みみちゃん、お疲れさま。
どうした、赤い顔して?疲れたのか?」


タイミングいいのやら、悪いのやら…

現れたのは、広兄だった。



「疲れた時には、甘いもんだぜ。ソフトクリーム食べるかい?」



ソフトクリームは、ななみにほとんど食べられてしまった。



「食べる。」



「よし、待ってろ。」


広兄は、自分のとあたしのと、二つのソフトクリームを持ってあたしの前の席に腰掛けた。


「はい、どうぞ。ここのソフトクリームは、美味しいんだぜ。特選バニラビーンズ入りだ。味わって食べろよ。」



「うん、広兄。
ありがとう。」



あたしは、ソフトクリームを受け取り、一舐めした。



バニラが濃厚で本当に美味しいや。


あたしは、ソフトクリームを舐めながら、先ほどのななみの行為を思い出してしまう。


どうやってたかな?

舌を伸ばして、下からペロペロしてたっけ?

でも、コレがいったいなんで喜ばれるんだろ?

あたしは、全く分からないままボンヤリとソフトクリームを舐め続けてた。



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