無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

あたしは思わず、ななみに禁止されてるのも忘れて広兄に聞いてしまってた。


「広兄…それってさぁ…ヘラってヤツじゃないの？」


小さな声で、コソっと…


広兄は、目を見開いて気まずそうに笑った。


「なんだぁ…バレてたか。いやはや…みみちゃんも人がワルイ。分かってるのにやらせて…俺、恥ずかしいだろ。」


いやらしい舐め方を止め、慌ててソフトクリームに齧りついた。


いやいや
広兄が勝手に始めたんじゃん。



あたしは、やらせてないからっ！



ってか、それが何なのか分かってないし



「それにしても、みみちゃん。よくわかったなぁ…やっぱり、彼氏が出来たらそっちにも詳しくなるよなぁ。いやぁ〜参った。」


そっちにも⁈ って何のコト？


全く、わからない。



でも、広兄がこれだけ食いついてるんだから…エッチなコトなんじゃないの？



あたしは、広兄にヘラの正体を確かめるか悩んだ。