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「みみちゃん、ソフトクリーム溶けてるぞ。」


「わわっ！」


あたしの手の中で

ソフトクリームが溶けだして

白い筋が流れ出してる。



慌ててソフトクリームを完食してたら

広兄が、こそっと囁いた。



「さっきのさぁ〜…
閨事でする行為だよ。

女の子が男の子に…ね。

俺が教えて
あげたかったんだけどなぁ…。」



恐ろしく色気のある流し目で微笑んだ。



広兄ぃ〜！
ね、ね、閨ごとって⁈

えぇっと…⁈
わぁぁぁ〜〜！

そ、そういうコトかぁ…///。
もう勘弁してよ…///。




「ははっ！
顔、真っ赤だよ。
相変わらず、可愛いなぁ。

彼氏の俊くんに教えてもらいな。
喜んで教えてくれるよ。

みみちゃん、休憩時間まだ大丈夫？」


「あっ…もう行かなきゃ。
広兄、またね。」



あたしは、慌てて席を立ち
休憩室を後にした。