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俺のウサギちゃん

第30章 お仕置き? or ご奉仕?

「…こ…みみこ⁈ お〜い、聞いてる?」


電車を降りて、俊くんと二人であたしの家に向かう途中に何度も名前を呼ばれてたみたい

あたしは、ハタと気が付いた。



「何考えてんの?ボンヤリして。」



言えない…。

頭ん中、フェラでいっぱいだなんて

やり方、考えてましたなんて…。


「さては…
お仕置きのコト考えてた?」


あっ!

それもあったんだ…

うっかり忘れてた〜〜!

まぁ、それは忘れててもいっか〜。



でも、ちょっと待って…

あたしは、お仕置きを受けるべきなの?

ご奉仕を頑張るべきなの?



どっちにしても

よくわかんない世界だけど。



「お仕置きって…何するの〜?」


すると、俊くんは大きな体を屈めてあたしの顔を覗き込む。


「ナイショ。」


綺麗な唇に、人差し指を立てキランと目を輝かせる。

言うと思ってました。



「じゃ、あたしも何考えてたか
ナイショ〜。」


あたしも同じく、尖らせた唇に人差し指を押し当てた。

口が裂けても言えないケドね。



俊くんは、あたしが立てた人差し指を取りチュッと音を立ててキスをすると



「エッチなコトだろ?
ヨダレ垂れてる。」


俊くんが、あたしの口をチョンチョンと指差しクスッと笑う。



嘘っ⁈

あたし、口が開いてた?

慌てて、口を手で拭うけど

何にも付いてなかった。



「付いてないじゃない!」


「ふ〜ん、やっぱエッチなコト考えてたんだ。」



あたしは、体が発火したかと思うくらい熱くなった。


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