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俺のウサギちゃん

第30章 お仕置き? or ご奉仕?

俊くんに、手を繋がれるまま歩き出し、少し先のコンビニへと入った。


元気なお姉さん店員が、明るく元気に挨拶する。


「いらっしゃいませ〜。」


お姉さん店員と目が合って、やましい気持ちが見透かされたみたいにビクついてしまった。


二人で店内を彷徨って例の物を発見。


俊くんは、私の肩を抱き寄せて


「どれがいい?」


とニヤつきながら聞いてきた。


もう〜
どれでもいいよ
ってか、離れてっ!

今からヤりますからって、バカップルみたいなノリ嫌なんだって。

あたしは、俊くんをグイっと押し返して


「どれでもいいから、早く出よう。」


わちゃわちゃと落ち着かない気持ちで答えた。


「ははっ、みみこキョどり過ぎ。」



俊くんは、まるでお菓子でも買うかのように、銀色の箱を取ると、嫌がるあたしの肩に腕を回したままレジへと向かった。


元気なお姉さん店員の前に、銀色の箱をポンと置く。



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