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わぁ〜なんだコレッ…

何がどうなってるの⁈

あたし…俊くんに担がれて

何処かに運ばれてる〜！



「俊くん…どこに？」



「…………。」



何かこの状況…俊くんには悪いんだけど


めちゃくちゃ楽しい〜〜〜‼︎

抱っこして走ってくれるのなんて

子供ん時以来だし。



俊くん、背が高いから

見晴らしサイコー‼︎



あっ…でも…あたし…

重いよね…大丈夫かなぁ〜

ホントは、もう下ろしたいよね。



「あっ…俊くん…そこの突き当たりのドア…中庭に抜けられるから。」



俊くんは、素直に突き当たりのドアを開け中庭にでた。



あたしの話は、聞こえてるんだぁ。