
dolce
第2章 転校生がきた、、、
そして吹き終わった
はあ、疲れた
こんなに疲れた演奏久しぶりだな
赤城を見てみると彼はなぜかニヤニヤしていた
するとさっきまでの音楽を聴かれたことが急に恥ずかしくなった
「な、なにニヤニヤしてんの?
気持ち悪いよ」
私は言った
「いや、、、
お前でもこんな音楽作れんだなってさ
ちょっと感心したよ」
赤城は笑いながらつぶやいた
赤城、、、
あんたのおかげだよ
私も自分でビックリしてるもん
あんなに感情ぶつけたの初めてだったから
「赤城、
ありがと」
ちょっと照れ臭くなってそっぽを向きながら赤城に感謝を言った
「おう」
赤城がつぶやいた
