
dolce
第3章 体育祭当日
朝、私は真由と学校に向かっていた
「今日は、待ちに待った体育祭だね!!」
私は元気いっぱいで言った
「ねえ、、、お姉ちゃん、、、
私、魅力ないかな、、、」
暗っ、、、
真由、どーしたんだ、、、
「どーしたの?」
「庄之助くんがね、、、
全然私に興味ないみたいで、、
あんなにダンスしてるのに、、、」
「そんなわけないって、、、
真由、かわいいんだからもっと自信持ってよ」
赤城が真由に興味ないわけないんだけどな
「 だって、だって
ダンス中とか胸押し付けたりして、結構誘惑してるのに、、、
何の反応もない感じで、、、」
「えー、そこまでしたんだ、、、」
真由にそこまでさせるとは、、赤城すごいな
「どうしよう、、、」
「まだフラれたわけじゃないじゃん
それに、
赤城は確か小学生の頃、真由のこと好きだったような気がするの」
「え?ほんと!?」
「うん、、、
覚えてるもん
私、赤城に聞いたことあるの
〔なんでそんなに私を喧嘩に巻き込むの?〕
って」
「それで?」
「そしたら確か、少し時間おいてから赤城が
〔真由ちゃんの姉だから〕って言ったような気がする」
「へー!」
真由は喜んだからか声のトーンが上がった
元気になって良かった!
