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闇の王と光の騎士

第3章 混沌の幕開け

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辺り一面は血の海と化していた。

死屍累々の山。

その上に立っているのは長い銀髪に碧眼の戦士だ。

身の丈ほどある巨大な剣を手に持ち、体には深紅の鎧を身に付けている。

この戦士の名は「夏野ソラ」。
とある少数気鋭の革命軍の頭領だった。

「ソラ様、王立軍の兵士は逃げ去っていきますっ!!」

部下が勝利を告げる。

ソラは小さく頷き、その大剣を軽々と天に向けて掲げた。

「皆のものっ!! 勝利だ!!」

その掛け声に革命軍の兵士たちは勝ちどきの雄叫びをあげ、剣を天に向けて掲げた。

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