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闇の王と光の騎士

第11章 戦慄の国内浄化作戦

「あぁあっ!!」

翼は堕天使にとって大切なもの。

片翼を半分ほど斬られ、ゆずはもがき苦しんだ。

「ご、ごめんなさいっ!!」

何が起こったのかまるで把握できていなかったが、とにかくゆきめは全力で逃げた。

ダイナゴンはまだ妖しく光っており、ゆきめは信じられないほどの速度で走れた。

銘包丁ダイナゴン。

それはただの包丁ではなかった。

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