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闇の王と光の騎士

第11章 戦慄の国内浄化作戦

「ふざけないで!! 貴方ごときにっ!!」

ゆずはまあやに蹴りを放つ。

「シャァアアアア!!」

そこにシャルルの毛玉砲が飛び、二人は身を引いて避ける。

「ともこっ……ごめん……このままでは危ない……」

「えっ……?」

「俺も攻撃を受け続け、持たないかもしれない……だから、勝負をかける……」

「シャ……ルル?」

シャルルはともこから離れ、一気に激しい量の気を放出した。

「わっ!?」

周りの人々を弾き飛ばすほどの激しい風が巻き起こる。
その中心でシャルルが白く光っていた。

「なっ……」

その凄まじさにまあやはたじろぎながら後退した。

「厄介ね……」

風に髪を煽られながら
堕天使化し、顔や肩に堕天使の紋様を浮かび上がらせる。

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