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闇の王と光の騎士

第13章  魔界争乱

反乱軍をほぼ制圧したすまいる王国はその攻撃の矛先を本格的に魔族へと向けた。

人類の危機なのだからそもそも魔族を第一に討つべきなのだが、そうしなかったのには訳がある。

すまいる王国は対魔族のガスと強力な魔導師団のお陰で魔族には攻められる恐れがほとんどない。
まずは魔族と革命軍の共倒れを狙い、革命軍狩りを優先させていた。

その作戦は見事成功し、今や革命軍は虫の息。
遂に魔族討伐へと乗り出したのだった。

一方劣性を強いられる魔族は下手に地上でやりあうよりも地の利を生かした地下帝国での戦いに賭け、魔界門を開門した。

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