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闇の王と光の騎士

第13章  魔界争乱

「貴様はドレスアップ山賊団のみぃみぃだな……」

指名手配の中でも大物である山賊の登場に鬼の将軍は気を引き締める。

「……一旦戦いはお預けね……」

霧里はよろけながら立ち上がる。

「おまっ!? 生きてたの!?」

みぃみぃは慌てて霧里から離れた。

「あれくらいで私を殺せると思っていたの?」

血を拭いながら暗殺マシーンが不敵に笑う。
しかし実際は立っているのが精一杯なほどにダメージを受けていた。

とはいえそれを見せるほど霧里は甘くない。

「何倍にもして返してあげる……」

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