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闇の王と光の騎士

第13章  魔界争乱

短時間で決めないと自分の体力が持たない霧里は、すぐさまみぃみぃに短刀で斬りかかる。

「やべっ!?」

山賊は持ち前の身軽さで後方へ空中回転回避を繰り出す。

「甘いっ!!」

しかしみぃみぃの着地位置にももははショルダータックルで突っ込んで来ていた。

「お前ら仲間割れしてた割にはコンビプレイよくね!?」

慌ててみぃみぃは両手から雷を放電させる。

逃げるのでは間に合わないと見て威嚇の意味も籠めて魔術を発動させた。

「ちっ……」
「くそっ!!」

ダメージを喰らいたくない二人は相撃ちを避け、攻撃を引っ込める。

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