闇の王と光の騎士
第13章 魔界争乱
「貴様っ……」
「うらっ!!」
振り返ったももは将軍には股間を蹴りあげた。
「はぐっっ!!」
さすがの将軍もそこばかりは鍛えられない。
急所を押さえて踞るしかなかった。
「こんなところでッ!! こんな奴にッ!!」
霧里は背骨が折れていた。
助かりようのない致命傷だった。
歯を食い縛り、睨み付ける目が次第に白目がちになる。
それでも蛇のような生命力でずりずりとみぃみぃに這い寄っていったのは彼女の精神力の成せる業だった。
しかし精神力だけでは生き残れない。
みぃみぃまであと十センチのところで霧里は力尽きた。
----生存者 残6名
「うらっ!!」
振り返ったももは将軍には股間を蹴りあげた。
「はぐっっ!!」
さすがの将軍もそこばかりは鍛えられない。
急所を押さえて踞るしかなかった。
「こんなところでッ!! こんな奴にッ!!」
霧里は背骨が折れていた。
助かりようのない致命傷だった。
歯を食い縛り、睨み付ける目が次第に白目がちになる。
それでも蛇のような生命力でずりずりとみぃみぃに這い寄っていったのは彼女の精神力の成せる業だった。
しかし精神力だけでは生き残れない。
みぃみぃまであと十センチのところで霧里は力尽きた。
----生存者 残6名