テキストサイズ

闇の王と光の騎士

第20章 闇の王

暗部街の王として君臨していた王凱の死と率いていた組織梁山泊の壊滅、そして四聖獣の白虎の死の知らせは瞬く間に国中に知れ渡ることとなった。

自分を脅かす存在であるものの死亡の知らせにすまいる王は歓喜した。
これで更に自分の立場を確固たるものに出来ると。


しかしその喜びも長くは続かなかった。


梁山泊、王凱を仕留めたのはももは将軍だという話が広がったからだ。

それまですまいる王に歯向かえば命はないと立場を保留していた王立軍兵たちは、これを気に大量に離反してしまった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ