☆Hな短編小説☆
第8章 夏だ!プールだ!
「ふぅん…そうか。
まぁ、楽しんでおいでよ。」
不吉な予感がして、お兄さんに問い詰める。
「え、ちょっ、教えてくださいよ!
なにやるんですか?」
「ふふふ、いいことだよ。
ここは日本一長いウォータースライダーだろ?長いっていうのは、スライダー自体の長さじゃないんだ。」
どういうこと?
「スライダーにいる時間が長いってことさ。まぁ、気にすることないよ。とってもいい経験になるはずだからね。
さ、ここに座って、手は横に。では、いってらっしゃーい!」
不吉な感じはしたものの、友達はもう滑っていっちゃったし、今更あたしだけリタイアできない。
とってもいい経験になるって言ってたし。
大丈夫よね。
あたしはそう思いながら、滑り出した。