☆Hな短編小説☆
第2章 マッサージ
あたしは緊張でがっちがち。
「では、首からもんでいきますねー。」
青木さんはとっても優しく揉んでくれる。
だんだん首のコリがとれていくのがわかった。
気持ちいいけど、でも不安と緊張はとれない。
それが青木さんにもわかったのだろうか。こんな提案を持ちかけてきた。
「お客様、緊張とれないですねー?
緊張ほぐしに、僕とゲームしませんか?」
ゲーム?
「はい。簡単なゲームですよ?僕が触ったところの名前を英語で言うっていうゲームです。どうですか?」
ほぉ…簡単そうね。
でも、なんで英語?
「僕はマッサージ師、お客様は英語教師。ぴったりのゲームだと思いませんか?」
なるほどね。
「いいわ。」
了承すると、青木さんはにっこり笑った。