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宮澤部長と私の関係性

第1章 宮澤部長




「おはようございます!今日からみなさんと一緒に働く、宮澤遥です。どうぞ、よろしくお願いしますね」





ニコっと笑った宮澤部長は




スラッとしたスタイルで背も高く、髪は透き通るような栗色で…笑顔と物腰が柔らかい






そう…一言で言うなら…




王子!!!(笑)
白馬が似合いそうな…




なんてポーッと見惚れていたら




「えっと…立川さん?どうかされましたか?」




「え?あ、いえ…///」




すごい…もう名前と顔が一致してるんだ…





あ、そうだ私のペアはどうなるんだろ?




うちの会社は基本的にペアで活動している。去年は新人だってこともあって前の足立部長が私の面倒をみて下さっていた。本当にお世話になって、そばで足立部長の仕事みて憧れたんだよねー私もあんな素敵な女の人になりたいーって…






おっと!またひとりで考えてたら




「立川さん?きいてましたか?」



「あ、すいません///」




宮澤部長に声をかけられてた事に気がつかず頭を下げた




「どうやら立川さんは現実逃避が趣味らしいですね」



ニコっと笑った宮澤部長のその言葉には少し棘があった





「申し訳ございません…///」



みんなの前でそう言われてみんな笑ってくれたけど恥ずかしい…///




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