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宮澤部長と私の関係性

第5章 関係

着替えて髪の毛を整えてリビングへ向かうと宮澤さんは優雅にコーヒーを飲んでた



「あの…本当に大丈夫ですか?もう…9:00前…」



ちょっとゆっくりし過ぎだよね…




「あぁ、貴女は心配性ですね、大丈夫だと言ったでしょ?会社のみんなには僕と貴女が少し遅刻する事は伝えてあります」



「え?そうなんですか?!早く言って下さいよ///」




ホッとした!


あれ?でも…




「どういう風に…言ったんですか?」



「それは…秘密です」


ニヤリと笑う宮澤さん



会社に行くのが怖くなった…///





「あ…絆創膏ありますか?」



「怪我でもしたんですか?!」


「いえ…///あのコレ…が…///」




首筋を見せると




「まさか…絆創膏で隠すつもりですか?」


いや。そのまさかですけど(笑)


「こんなの付けて会社いったらからかわれるの目に見えてますもん///」





「…………ないです絆創膏」


「いや、今の間なんですか?あるでしょ(笑)下さいお願いします///」











私を無視して宮澤さんはジャケットを羽織ると私のカバンを渡して




「化粧は車でお願いします!よし、いきますか!」



「え???」



無視ですか?




振りかえった宮澤さんは


「髪の毛で隠れますよ…」




少し拗ねた顔をしてそう言った





「いきますよ早くして下さいね」



また前を向いて歩き出す宮澤さんの後を慌てて追いかけた





拗ねた宮澤さんが何だか可愛かったから




絆創膏はあきらめよう…///













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