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宮澤部長と私の関係性

第7章 出張という名の…



出張当日




「着きました」


「はい!今出ます」



宮澤部長からの電話で荷物を手に取り家を出る



マンションの前で車を止めて宮澤部長は立っていた




「おはようございます…///」


「おはようございます」




ニコッと笑った宮澤部長はキラキラしてて…///




「あ…スーツじゃないんですね///」


「あぁ、仕事だけどスーツでいくとねーなんだか不倫カップルみたいでしょ?」



「えっ…///そうですか?」


不倫って…部長…結婚してないし…


誰か特定の人ってやっぱりいないのかな…?


結局みんな噂ばかりで本当の所は知らないから私もそこらへんは分からないんだよね…





考えてたら


「どうしました?また…どっかいってました?(笑)」



そう言って私の手荷物を持ってトランクに入れた




「ありがとうございます」



「どうぞ?お嬢様」



なんていいながら宮澤部長は助手席を開けてくれた




「ありがとうございます…///」




2人とも車に乗り込んでシートベルトをすると



「さぁ!長旅です!途中で寝てもいいですからね?」



「はい…あ、いえ、そんなのできません!」



確かに今は朝の6:00出発には早い…


少し眠いけど上司が運転してるのに寝るわけにはいかないもんね




「でも…どうして車なんですか?」



「え?それは…節約です」




そういうことか…(笑)



「あ、宮澤部長これ良かったら」



そっと紙袋の中から差し出したのは




おにぎり




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