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宮澤部長と私の関係性

第10章 食欲よりも


「お腹空きましたね」


「はい」


何か買ってこればよかった…




「何が食べたいですか?」



キッチンに立つ部長はシャツの腕を捲って手を洗ってる



「え?部長が作ってくれるんですか?」







「んー。違いますね」



「え?」



こっちに来いと手招きされる




キッチンに向かうと




「はい、僕は誰ですか?」


「部長…です」



「いいえ、違います」



「え?」




何言ってるんだろ?って不思議そうな顔をしていると




「ほんとに貴女は…では、僕の名前は?」




「あ…///」




私、2人になっても部長ってまた…///




「言いたいこと分かりました?」



「はい…///」



「で?僕は誰ですか?」



「遥さん…///」






ちゅっ




頬にキスをされた///




「よくできました!でも、お仕置きが必要ですね?」




「お、お仕置き?!!」





ニヤリと笑う遥さん…




嫌な予感が…





「お料理作る手伝いをお願いします」



「え?なんだ!それなら任せて下さい!!」



もっとなんだか恥ずかしいこと言われるかと思ってたからちょっと安心した///




のも束の間





「これをつけてね」




渡されたのはいたって普通のエプロン




しかし…







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