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∮恋密度∮官能短編集 先生&生徒

第1章 純愛指導


『‥忘れて』

…なんて笑って言われても‥


明日どんな顔して会えばいいんだろう‥




自分の部屋で明日の授業の準備をしながら、先生の言葉が繰り返される




明日は歴史の授業がある。


『俺と付き合って‥』



まだ、信じられない‥//


付き合うって‥だって‥

男と女の関係になるってことで‥

先生は先生で‥
あたしは生徒…。



夕飯を食べながらもあたしの頭の中はぐるぐると同じ文字が回転している‥



男と女‥//‥

先生はあたしを特別に見てくれてた…

まっすぐに見つめる先生の瞳が忘れられない‥


『渡したくないって思った──』

……//…
先生‥
あたし、先生のことが…


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