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∮恋密度∮官能短編集 先生&生徒

第1章 純愛指導


あたしは誰にも見られないように黙ってそれをそっとポケットにしまった‥

学校から帰ってニヤニヤしながら夕飯の支度を始める

家は母子家庭‥
看護師の婦長をしてる母親は今日は夜勤で留守。一人の夕飯は慣れたもんだった


‥どうしよう‥


先生と恋人同士になっちゃった‥//

‥付き合うってどうすればいいんだろ?‥//


いろんなことを考えながら料理をしていると家の電話が鳴り響く。


「はい。相田です‥」


『──もしもし』

「はい?」


『相‥田?』

「はい‥?」

『あの・・・内田です。』

「──!!…先生!?」

『うん‥//』

「え、な、‥どうしたんですか!?」


電話は先生からだった‥

突然の電話にびっくりして慌てながらあたしは聞き返す

『実は‥‥鍵がなくてさ‥家に入れないんだ…』

先生は申し訳なさそうに話し出す

「鍵!?‥え?あれスペアじゃ‥‥」


あたしは鍵を見直した

あ、スペアじゃない‥


『ごめん‥ちょっと‥
舞い上がり過ぎたみたいで‥//』

電話口で初めて聞く先生の声‥

先生すごく照れてる‥//

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