
∮恋密度∮官能短編集 先生&生徒
第1章 純愛指導
恥ずかしそうに目を反らす香織の顔を俺は自分に向けた
「香織の顔が見えないと優しく出来ないよ‥
痛いかどうかもわからないだろ?‥」
「‥じゃ‥
もう少しだけ暗くして‥//あと少しだけ‥お願い‥」
「…っ…//
そんなお願い‥」
香織の泣きそうな顔に負けてライトの灯りをもう少しだけ調整した
「もう少しお願い‥」
「‥‥っ//」
「もう少し‥」
「‥っ//」
「もう少‥」
「無理っ!!‥
これ以上は譲らない!
さっきと同じになるだろっ」
だいぶ暗くなったベッドの上で俺は香織を抱きしめる
「布団被ったら見えないから―――」
そう言って薄掛けのタオルケットをかけ再び愛撫を始めた
蜜の溢れた果実から赤い蕾を見つけ出し指先で摘むと香織は腰を浮かす
「やぁ‥‥//
先生のエッチ‥ッッ‥」
「‥‥//
そんなことを言うんじゃない!すごいイケナイことしてる気分になるだろ!?‥//」
「あぁッッ‥」
先生はそう言うといきなり蕾をぐりぐりとこねる
「香織‥
そんなに気持ちいい‥?」
‥気持ちいい──
でもそんなこと恥ずかしくて言えない!!
