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溺れる電車

第5章 愛おしいなんて。


「あ、一枚だけ、写真残ってるんだよね~。毎日持っているの。

どんな恋をしても、初恋は忘れたくないから、毎日持っているだけるんだー」



私が、バックをなくしたくない理由もそれだった。


手帳から、少し古い写真を出す。


それを見ると無表情になった。










私は、その写真を持ったまま押し倒された。














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